W.モリスでライトボックス — その1
2022年に入り、久しぶりにカッターを手にしました。
間接照明を作ろうと、市販のLEDライトを使ったライトボックスを試作。
大きさは約10cm x 10cm x 14cm(奥に置いてあるのが一昨年のアトリエパピエ75作品展用の『ミニわんこ』)
箱の中のLEDライトは100円ショップで購入。
LEDライトでも念のため断熱効果のある「ファイバークラフト紙」で窓を塞ぎました。
ファイバークラフト紙を使うのは初めてなので、「木工用の接着剤が使えるか」「厚さや扱い易さはどうか」などを確認。
ファイバークラフト紙は結構扱いが難しかった・・・・本体の窓枠に貼るのも、木工用接着剤だけでは綺麗に貼れない・・・と、いうことがわかっただけでも試作した甲斐があったというもの。
ライトを点灯するとこんな感じ
次回は少し大きなサイズのライトボックスに取り掛かります。
今年はミニサイズを量産 — リメイク扇子
毎年暑い時期を迎えるとオリジナルの扇子を作りたくなります。
100円均一ショップで販売している扇子をリメイクして、自分の好きな生地を貼ります。
去年某ショップでミニサイズの扇子を見つけ、リメイクしたところ携帯するのに便利だと気付き・・・
今年は量産しています。
大きさは15cm。婦人用として広く流通しているサイズが21cmなので、8割くらいの大きさかな。
![](https://atelierpourcommencer.wordpress.com/wp-content/uploads/2021/06/thumb_img_3324_1024.jpg?w=519)
右側の21cmと比べると、とても小さい。
小さい分風量も少ないけれど、ちょっと扇ぐには十分です。
何より嵩張らないのが良い。
リメイクのコツは、
・扇子を開いた状態で骨を固定すること — マスキングテープなどでガッチリ固定します
・薄手の生地を使う — リバティがオススメ
厚みがあると畳めなくなるので、ほつれ止めなどを使ってなるべく裁ち切りにする
生地を糊付けしておくと作りやすくなります。(私は水で薄めた木工用接着剤で糊付けしちゃってます)
・剥がしたオリジナルの生地(または紙)を型紙として使う
生地の場合は蛇腹の折り目を伸ばしてから使う(ただし、貼ってあるのがポリエステル製の場合、アイロンをかけると伸びすぎてしまうので注意)
・たたむための折り目をつける
お裁縫用のヘラなどで、骨の脇に山折と谷折の折り目をつけておくと綺麗にたためます。
去年作った際に型紙を作っておいたので、今年はサクサクと製作が進んでいます。
ガジェットカバー
ステイホーム期間中ハンドメイドに集中していましたが、もう1つ時間を割いているのが読書です。
「外出できないストレスを発散させるため」という如何にも正論風な言い訳で、シリーズ物を全巻一気に購入したり・・・
保管場所を取らないよう、極力電子書籍版を購入しました。
8年ほど前に購入した電子書籍リーダーが、まだ現役で活躍してくれそうなので、草臥れたカバーを新しく作り直しました。
本革とW・モリス「マリゴールド」を使用。
内側は簡単にゴムで四隅を止めています。
私が使っているガジェットは四隅のフレーム幅が広く、ゴム留めでも画面には干渉しません。でもタブレットケースにするには、ゴム留めでは画面を塞いでしまいますね・・・
貯金箱
以前から作ってとリクエストされていた貯金箱を試作。
「新しい生活様式」に移行してから、極力キャッシュレス生活を推進しており、小銭の出番がどんどん減りました。とは言え、小銭で財布が膨らむことも、多少はあります。 「財布の小銭を入れておく箱」=「貯金箱」(?)があったら便利だろう・・・ということで制作。小銭を4種類に分けて保管するため、投入口も4つ
内側も4分割
ドーム型の蓋にコイン投入用の穴を開けるのが、思いの外面倒でした・・・
今一つの出来映えではありますが、多分「試作」のまま作り直しはしないだろうな。
この貯金箱は「100円、10円、5円、1円」硬貨をいれる想定。(50円硬貨はあまり出会わないので割愛)
小銭保管とは別に、「500円硬貨を貯める」こともしてみようかと・・・
新たにデザインするのは少々億劫だったので、これを流用
昨年のAtelier Papier 75 作品展共通作品の「ミニワンコ」
これにコイン投入口を作っただけです・・・
どれくらい貯まるでしょう・・・キャッシュレスに逆行して、現金支払いばかりしてしまうかも。
Atelier Papier 75 20周年記念作品展
Atelier papier 75 20周年記念作品展が終わりました。
このような状況にもかかわらず連日大盛況。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
今年のテーマは「わたしのカルトナージュ」
抽出しのあるジュエリー・ミニチェストを作りました。
以下、作品の紹介です。
大きさはW:26cm D:20cm H:27cm
引き出し5段、左上には携帯用のアクセサリーボックス、左下の扉を開けると中にもアクセサリー収納の箱が入ります。
右上に置いてあるのは折りたたみ式の鏡です。表面はビーズ刺繍をしてあります。
左下に格納する箱は、ネックレスやブローチを収納できるようフックをつけてます。
また、今回は50名を超える参加者全員が「同じレシピ」で製作した作品(ミニワンコ)も展示されました。
同じレシピでも素材によって、それぞれ特徴ある表情のワンコさん達が並びます。
私のワンコはこちらです。
今年始めたビーズ刺繍も自分自身のテーマでしたので、ワンコもビーズ刺繍で作りました。(と、言ってもスパンコールを施しただけです・・・)
今年は感染予防対策など、先生方は相当ご苦労をされたと思います。たくさんの素晴らしい作品から刺激を受けられる機会をありがとうございました。
おまけ・・・
よこた先生から参加者への素敵なプレゼント・・・嬉しい♡
マスクケース — 携帯用
Atelier Papier 75のオンラインレッスンで習った『簡単眼鏡ケース』から思いついたのは、
マスク装着が当たり前になった昨今、一旦外したマスクを保管できるケースがあれば便利そう。
市販品も出回っていますが、できるかぎり”my only one”を・・・
留意したのは
・ケースの内側にはアルコール液などで拭ける素材を
・単純に挟むだけではなく、脇も閉じている形状に
・携帯しやすいよう軽量に
・・・など。
簡単眼鏡ケースはマチがあるので、先生にお断りしてデザインをアレンジしました。
不織布マスクが3枚入るスペースができました。
プラスチック素材を挟むと、未使用の予備マスクと外したマスクを分けられます。
想定以上に便利で満足です。